ぷよクエ道場

毎日、プレイをしている人が20万人いると仮定して、
この人たちが全員、毎月240円課金しているとします。

その場合、毎月の収益は240×20万＝4800万。


実際には毎月のように、万単位で課金して
1～2％カードを引いている廃課金野郎も大勢いらっしゃるので、
支出を差し引いても、純利益は相当あるんじゃないかと思います。






セガサミーHD、スマホゲーム含むデジタルゲーム分野が大幅に収益改善へ　
『オルサガ』『ぷよクエ』が堅調に推移


今年の2月上旬の記事ですが、
これを見ても結構、ぷよクエは結果を残してるんだよね。


ぷよクエ、オルタンシアサーガ、
PSO2（セガスマホ御三家）が占める売り上げ占有率は50～60％　


なかなか好調ではなかろうか？





↑
小学生もみーんな、楽しくぷよクエっ！


セガサミーHD、17年3月期は営業益67％増の295億円…
『PSO2』や『オルサガ』『ぷよクエ』好調、
『艦これ』アーケードや『ペルソナ5』も貢献

（http://gamebiz.jp/?p=184598）


全体的にみると、
なかなか、ぷよぷよクエストはセガのゲームでも稼いでいるコンテンツですね。



ちなみに今日のGoogle Playの売り上げランキングを調べてみると、
御三家の中で一番、稼いでますね。グラブルやスクフェスよりも上。


「ぷよフェスの最中とはいえ、
　これはなかなか頑張っているのでは？」と感じます。






ただ、冒頭にも書いたように
「新規ユーザーは本当に増えているのか」と問われると、


個人的には、
「そこまで増えていないんじゃないか？」と思います。







今の仕様では、始めたばかりのビギナーが
すぐ飽きちゃうと思うんですよね。



今でも、初心者用の新規限定ガチャ
（最初の数日間だけ石80個で30連回せる。
　30連目は☆6の初代ぷよが必ず当たる）を続けているようですが、


正直、初代ぷよでは
今のインフレについていけません。





私がゲームを始めた2016年5月初旬の時点では、

「くろいシグ」だけが異常に強く、
　他のぷよフェスカードは恒常カードとどっこいどっこいでした。


・ロックなハーピー
　（味方全体の緑属性カードの攻撃力が1.5倍、体力が3倍）

・かわったエコロ
　（味方全体の全能力値が1.5倍）

・きいろいサタン

・くろいシグ


この4枚しかなかったんですね。

黒シグは強いことは強いが
今と違って天井がなく、持っている人が少なかった。


というわけで、リーダースキル的には
初代（味方の能力値1.4倍）でも、当時は十分、強かった。


特に紫愛用者はシェゾのほうを好んでいた気がします。
だからこそ、この初心者向け限定ガチャは意味があったんです。


（なお、この月の末に登場した「にゃんこのラフィーナ」は
　しばらくの間、最強カードの1枚として君臨していた覚えがあります）






ところが、
今や攻撃力3倍・体力2倍以上は当たり前みたいになっていて、

100連すれば必ず当たる仕様に変わったこともあり、
レアカードを持っている人間がウジャウジャいる状況。



それなのに、未だに初心者が安く引ける限定ガチャは
相変わらず、通常の魔導石ガチャ30連のみ。



せめて童話や漁師が必ずもらえれば救われるのですが、それもない。
無料でくれる魔導学校も☆2。



いくらゲームが面白くても、
手持ちのカードが弱っちいのしかないのであれば、
たいていの人は、そこでプレイをやめるのではないでしょうか？







もともと、ビギナーには敷居が高かった
ギルイベもレアカード所持の参加が前提みたいになりつある。


バトルでは、召喚士やレガムントを持った連中が無双する。
収集イベントで手に入るカードもあんまり役に立たない。


ストーリークエストも「やるき」（LP）がないので周回できない。
というか、カードが弱すぎて最後までクリアすることが出来ない。



ここまで置いてきぼりにされると、
普通の人なら、癇癪おこして、アンインストールしちゃうと思う。


よっぽど、我慢強くない限り、やめちゃうんじゃないかと思います。


もう少し、新規プレイヤーの側に立たないといけないんじゃないかと。



もちろん、いきなり2万円課金して、
ぷよフェスカードを手に入れる猛者もいますが、
ほとんどのビギナーは無課金で様子見すると思いますし、
何より、お金があまりない中高生の子たちを置いてきぼりにするのは・・・と。



セガの看板作品ですから、いきなり終了ということはないけれど、
正直、オリンピックまで続いているかな・・・とは思うよ。




もう少し、初心者向けのガチャやクエストを増やすだけで
大分、改善されると思うんですけどね。