くのいちシリーズは攻略サイトではさして役に立たないと認識されていますが、
賢者や赤アミ、ボスなどで攻撃力を底上げすれば、きちんと戦力になるカードです。
特に賢者・赤アミをリーダー・サポーターにした攻撃力10.2倍デッキにおいては
赤アミのスキルを発動させることで攻撃力35.7倍で12連続攻撃を繰り出すので、
プリズムボール→初代砲コンボの後に発動することで残った敵を掃除してくれます。
ダメージの総量自体はボスシリーズのほうが上ですが、
くのいちの場合は攻撃回数が多いのでその分、無駄なく攻撃できる利点があります。
とはいうものの、神官エルフのヤナもかなり使えるカードなので、
ちょっと存在が薄れてきたかなと思うこともなきにしもあらず。
特定の敵1体に10倍の攻撃力でダメージを与えた上で毒状態にさせるヤナと
ランダムで12連続攻撃を繰り出すスミレ。はたして、どちらが使えるのか。
と思って、マルチで試してみたところ、
スミレのほうが使えるという結論を出しました。
理由1.マルチだと5ターン経つあいだに他の人がその敵を倒している。
毒は5ターンかけて最大HPの25%を奪う能力ですが、
マルチの場合、5ターンが経つ間に他の人がもう倒している場合が結構あります。
加えて、最大HPも大して多くないので毒の恩恵があまりないと思います。
理由2.スミレのほうが多くダメージを削る。
ヤナの場合、攻撃対象は1体のみですが、スミレの場合、
攻撃対象がランダムなので、5体の敵と戦うマルチにおいては
少しでもダメージを削ってくれるスミレのほうが有用かと思います。
理由3.多色デッキに入れればスミレのデメリットが消える。
1発あたりのダメージが大してないことがネックのスミレですが、
賢者や赤アミを使うことで攻撃力が3倍以上になり、その欠点が消えます。
以上の点からヤナよりスミレのほうが有用性が高いという結論に至りました。
とはいえ、攻撃力を底上げしないと使い物にならないのは確かなので、
マルチにおいて、ホストがキノコや雅楽師などの攻撃力を上げないタイプの
カードを使ってきた場合は、提示するのを控えたほうが良いでしょう。