先月のストーリークエストで頂いたイベント配布カード、「ゆかたのシグ」。
通常のシグと同じ攻撃タイプのカードですが、
本家が青属性カードの攻撃力を2倍にするリーダースキルだったのに対して、
こちらはコンビネーションボーナスをUPさせるリーダースキルを有しています。
具体的に言うと、コンビネーションを発生させることで
該当するキャラの全ステータスを1.7倍まで高めてくれます。
これにタワーボーナスを加算すれば、かなりのパワーアップが期待できます。
私の青デッキを例にすると、
青漁師、まぐろ君、剣士シグを隣接させることでボーイズコンビネーションが発生、その結果
青漁師 HP 2836 →
6484
まぐろ君 HP 2107 →
4817
剣士シグ HP 3432 →
7847
このように
体力の値だけを見ても2.3倍になっていることがわかるかと思います。
つまり、ゆかたのシグを先頭におくことで
全ステータスが約2.3倍になるわけです。
あかいアミティや黒いシグ、賢者デッキは多色パーティしか組むことが出来ず、
また、攻撃力や体力は上がっても、回復力までは増やしてくれないことを思えば、
状況次第では、ゆかたのシグを使ったほうが有利なことが多々あると考えられます。
私はウンディーネを入れているのでコンビネーション効果は3枚までしか効いていませんが、
例えば、ゆかたのシグ、青重装兵、まぐろ君、青まもの、青漁師のデッキ構成にすれば、
5枚のカード全てが2倍以上になるという素敵仕様に仕上がります。
カードの組み合わせ次第では無限に可能性が広がっていくカードだと言えるでしょう。
なお、私は青漁師で青ぷよ増加(ダメージ量増加)をした上で
ウンディーネのスキル「かなしみの水」で攻撃力2倍、被ダメ2分の1
↓
まぐろ君☆5のスキル「円月殺法」で攻撃力2.5倍
↓
剣士シグのスキル「スタッグ・ビートル」で3連続攻撃
をフィニッシュ・コンボにしています。
赤属性の敵を相手にすれば、2×2×2×2.5×3=60倍のダメージを与えられるわけですね。
まぐろ君は☆6になると攻撃力を3倍まで高めてくれるので
最終的に72倍に跳ね上がります。
(
サポーターに通常シグかセイリュウを選べば、攻撃力は更に、その2~3倍まで膨れ上がる)
漁師で青ぷよの数を増やしているので、1つのクエストで2~3回はこの戦法が使える上に、
上の3枚のカードは全てバランス型なので回復量も半端ないわけです。
(仮にまぐろ君の回復力を600とすると、ゆかたのシグのスキルを使うと
1380になる)
ウンディーネのスキルは成功率80%ですが、それでもなお強力なパーティではないかなと。
以上、ゆかたのシグの能力を考察してみました。
なお、ゆかたのシグのスキルは無属性攻撃で40000ポイントのダメージを与えるというもの。
普段はさして使えませんが、耐性を持つ強敵に対しては俄然、有利になってくるスキルです。
これだけのスキルを持ったカードが無料でゲットできるという時点で、
なかなか、無課金・微課金組には嬉しいカードですね。
もし入手して、なおかつ☆6まで上げられた人は、
ぜひゆかたのシグを上手く活用して無敵の青デッキを作ってみましょう。
・追記
良いことだけを書いたので、デメリットについても述べておきます。
まず、ステータスがどれだけ上昇するのかについてですが、
これは初代ぷよと比べてみたところ、次のような結果が出ました。
まぐろ(☆5) 2107 →
4760 (初代ぷよ&コンビネーションあり)
4817 (ゆかたのシグ)
一応、初代ぷよシリーズのリーダースキルを使うより値が高くなるのですが、
2.26倍(初代)と2.29倍(ゆかた)と、
大差ありません。
初代ぷよがコンビネーションが発生していないカードにも
40%ステータスを上げてくれることを考えれば、通常のクエストでは初代のほうが有利です。
ですから、
アルルを所有している方には、さほど意味がないカードと言えるでしょう。
また、アルルが金を払えば確実にもらえるのに対して、
ゆかたのシグはイベント限定カードですから、入手難易度でもシグのほうが不利ですね。
他方で、ゆかたのシグはイベントさえこなせば確実にもらえるのに対して、
アルルのほうはガチャを回さないといけないわけで、無課金・微課金プレイヤーにとっては
逆にゆかたのシグのほうがタイミングさえ合えば、簡単に入手できるカードだと言えます。
このように無理をしてまでそろえるカードではないことは自覚したほうが良いかもしれません。