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ぷよぷよクエスト・スクフェス・デレステの日記

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良い作品とは



先日、視聴を終えた
ラブライブ・サンシャイン2期の
感想を途中まで書いたところ、

結構、普遍的な話をしていたので
記事を2つに分けました。


この記事では

映画・小説・漫画・アニメ等において
良い作品とは何か

という点について考えました。




よくレビューサイトで見かけるのが

この作品は良い作品だ
なぜなら俺がそう思うからだ

という何の答えにもなっていない
コメントで、そういうフィーリングで
物事を語ると何でもありになるので

ここでは、もう少し具体的に語ります。






悪い例を先に提示します。


ユニバG物語という
伝説的なネタ映画があるのですが、
これは駄目な映画の教科書のような作品で

これをサンプルに話せば
わかりやすいのではないかと思います。


検索をかけたら
手ごろな紹介記事があったので
詳細はそちらに譲るとして・・・






この映画のストーリーは
ユニバGという健康食品を作るために
原料となる幻の植物を求めて旅をする

というものなのですが、

2日目だか3日目の朝に
主人公のおじさんが
部下の差し出したお茶を


「おー!ユニバGか!」


と言って嬉しそうに飲むシーンがあるんですね。





ユニバGを作るための旅なのに
完成品を飲んでいるのですよ。

どうです?この矛盾!


この作品を通じて私が言いたいのは






優れた作品は
ストーリーや世界観、
人物の描写に矛盾が少ない
傾向がある



ということです。



よくある矛盾①

飛び級して博士号を取得したとか
IQが200とか400ある
という設定のはずなのに
間抜けな行動をする

頭が良さそうに見えない



よくある矛盾②

女性にもてるキャラクターなのに
男性的な魅力が全くない

むしろ男性からも嫌われている




よくある矛盾③

世界的に有名な歌手のはずなのに
歌唱力が(以下略)






一言で言えば
リアリティがないと言いましょうか。


カードゲームで命の取り合いをしている
という荒唐無稽な設定でも

その作品において
実際にキャラがカードゲームで
決闘をしたり、その結果死人が出たり
といった描写を徹底して行えば

それは非常に説得力があるんですよね。







つたないキャラ描写の典型例として

善人として描いていたはずのキャラを
実はこいつは・・・と下種なキャラ
として描いて両面性を強調したつもり
になっているのがあるんですけど


はじめに良い子として設定したなら
徹底して善人として描いたほうが
かえってキャラに深みは増します。






そんなヤツいるわけないだろ

というツッコミを入れる人もいますが

ファンタジーしかりSFしかり
歴史しかり、ありとあらゆるジャンルは

現実世界とは異なるルールで
動いているものなので


完璧な善人が存在する世界であっても
その世界を矛盾なく表現できれば
それは説得力があります。




 

あまりにも運がないため
自分は本当は神に嫉妬されて
地上に堕とされた天使なのだと
本気で信じ込んでいる残念な娘でも


その設定を裏切らずにキャラを動かせば
「こういう奴も漫画の世界ならいるかも」
と読者に納得させることが出来ます。


(アニメ版サンシャインは
 これができなかった)







何でもかんでもシリアスに書けばいい
と勘違いしているのもあって、

例えば、窮地の時に助けが来ずに
怪物に食われるという描写で

なぜか腕や足を食われているのに
激痛で気絶しなかったり

主人公だけ謎の幸運スキルで
能力に目覚めて死なずにすんだり

と凄惨さを過剰に表現するあまり
かえって嘘くさい描写になるケースもあります。

(進撃の巨人、基本的に好きですけど
 そういう場面はよろしくないと思う)




シリアスにしたいなら
主人公に変な補正はつけない

コミカルにしたいなら
変に現実的な思考をするキャラ入れない


それだけで大分質は上がりますね。

大事なのは「おかしい」と
受け手に思わせないことです。


違和感があったり
納得できない部分が多いと
作品に熱中することが出来ませんからね。

信者を除いては。




ゲームにおいても
違和感のなさって結構大事で

ボスキャラなのに弱かったり
雑魚キャラなのに強かったりすると

高確率でネタにされます。




ソシャゲは
ガチャがメインで
ストーリーがおまけになっている

という従来のゲームとは
価値観が逆転したものですが


そこにおいてでさえ
ある程度の一貫性は必要です。


物語の設定上、
戦闘で前に立って戦うべき
主人公や仲間たちは実戦でも
活躍できる性能にしなければならない。


逆に言えば、主人公たちが
低レアに設定されているゲームは

初めから強キャラをガチャで
引かせる気満々ってことなので
回避の目安になるのかもしれませんね。





以上、ちょっとした作品論でした。


違和感の有無って本当に大事

なのですが、それと面白いか否か
好きになるかどうかは別の話です。


違和感ありまくりでも
信者の数が多い超人気作もありますし

その逆もあります。


最初に
「俺が好きだと思ったから
 この作品は優れているんだ―」
といったコメントを暗に批判しましたが

好きかどうかと優れているかどうかは
別です。料理と同じです。


客観的評価って確実にありますので
その辺を無視して

一級レストランの料理と
ファミレスの料理を

どちらも上手い!
と語る人は少し勘違いしていると思う。






ラブライブの感想は
誰も望んじゃいないが
頑張って書くつもりです。


話変わりますが、
この間のガチャで
新登場のカードを引こうとしたら

また花丸が当たりました。
しかも前に引いたことがある奴が。


もはや呪いのレベルだよねー。


この辺についても少し書くつもりです。
ご期待ください。



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